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上高地付近の群発地震 揺れ34回また緊急速報

緊急地震速報を受けて対応に追われる松本市危機管理部の職員

 松本市安曇の上高地付近を震源に続いている群発地震は19日に活発化し、震度1以上の地震が午後8時までに34回起きた。午後1時13分ころには最大震度4(岐阜県高山市)の地震が発生し、松本市や安曇野市などで震度3を観測した。震源の深さは約10キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・3と推定される。松本署などによると、特に目立った被害はない。先月23日に続いて緊急地震速報が気象庁から出され、再び鳴り響いたスマートフォンの警報音に中信地方の住民は不安を募らせた。

 M5・3の地震は、先月22日に始まった一連の地震活動で同23日のM5・5(最大震度4)に次いで規模が大きい。上高地付近の地震や火山について調べている京都大学防災研究所(京都市)の大見士朗准教授によると、長野、岐阜県境の西穂高岳―奥穂高岳間のジャンダルム付近で発生したとみられる。
 震源近くの活火山・焼岳(2455メートル)について、長野地方気象台は「観測データに異常は見られない」としている。

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