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山雅が練習の一部再開 田中隼磨主将「仲間とサッカーできる素晴らしさ実感」

グループ練習に取り組む田中主将(松本山雅FC提供)

 サッカーJ2松本山雅FCは18日、新型コロナウイルスの影響で休止していたトップチームの活動を、一部再開した。感染予防のため全体を3組に分けて時間差での練習だったものの、松本市かりがねサッカー場は1カ月ぶりに活気に包まれた。中断が続く公式戦の先行きが見えない中、試合を戦える心身へと状態を高めていく。

 故障者を除く33人が参加し、持久力測定とパスやボール回しなどで各組90分ほど汗を流した。日常を取り戻す一歩を踏み出した格好で、ウェブ取材に応じた田中隼磨主将は「全員ではないが仲間とサッカーができる素晴らしさを感じた」と話した。練習場を使えることに対する責任を全選手が感じる必要があると強調し、引き続き感染予防へ自覚を持った行動を取るよう引き締めた。
 練習を通し、布啓一郎監督は選手の表情に前向きさを感じたという。「活気のある中で練習がやれた」と話した。自主トレ期間が長かった分、コンディションにばらつきがあるといい、当面は個々の状態をそろえることに主眼を置く。
 公式戦の中断期間は、チームコンセプトの理解を深め、判断や技術など個人の質向上に充てていることから、マイナス面ばかりではないと振り返った布監督。公式戦の再開時期は未定だが時間的な余裕はないとし「緊張感ある中でしっかりとした練習を積み重ねる」と先を見据えた。コロナの状況や公式戦の日程などを考慮しながら全体練習へと移る方針でいる。
 クラブによると、引き続き感染予防に細心の注意を払い、時差式練習のほか、クラブハウスの使い方や集合・解散の時間などにも制限を設けた。練習は非公開で、取材対応もウェブで行っている。

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