教育・子育て

塩尻の小中学校が分散で授業

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休校が続いている塩尻市内の小・中学校で18日、分散登校での授業が始まった。各校とも地区別や名簿番号順に児童・生徒を半数ずつに分けて「3密」を避け、午前中のみの日程だ。人数は少ないながらも休み時間には校舎に元気な声が響き、子供たちの日常が少しずつ戻ってきた。

 宗賀小学校は1こまを30分として4時間目まで実施した。4年1組(担任・北原美枝教諭、22人)では半数の10人が登校して前後左右の間隔を空けて着席し教室の窓やドアを開けたまま授業をした。算数では、グループで考える予定だった部分も個人で取り組んだ。
 小澤柚さん(9)は「先生や友達と一緒に授業ができてうれしかった。学校に来るのは楽しい」と笑顔を見せつつ「地区が違う友達に会えないのはさみしい」とこぼした。北原教諭は「落ち着いて授業も受けられている。多少の忘れ物はあっても元気に会えることが一番」と目を細めた。
 各校とも休み時間を延ばして手洗いの時間を確保したり、マスク着用徹底の指導をしたりして感染予防には十分配慮している。児童・生徒による清掃は行わず、下校後に教職員が清掃や消毒を実施している。塩尻東小学校ではトイレや特別教室などの入り口前の廊下に1㍍ごとに印を付け、間隔を空けて並ぶことを指導している。
 25日以降は学校給食の再開も予定されており、段階を踏んで学校生活に慣らしていく。宗賀小の大池昌弘校長は「感染症予防の徹底は大前提として、できるだけ早く子供たちの日常を取り戻してあげられるように、最大限のことをしたい」と話していた。

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