政治・経済

塩尻市の公共施設 16日再開 一部は月末まで休館延長

 新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に15日まで閉鎖している塩尻市内公共施設について、市は図書館や博物館などの施設を16日に開館する方針を決めた。市内では先月半ば以降感染者が確認されておらず、対策の徹底を図りながら公共サービスを段階的に再開する。一方、県外の来訪者が多く見込まれる施設や乳幼児の親子が利用する施設などは月末まで休館を延長する。

 21施設の再開を決めた。ただし消毒の徹底のほか開館時間の短縮や利用者に対する滞在時間の制限など感染防止策を講じ、混雑が予想される場合は状況に応じて入場制限なども行う。
 各施設は再開に向けた準備を進めており、平出遺跡公園ガイダンス棟は「屋内型の体験は当面見合わせ屋外でも密接が生まれないよう配慮する」。自然博物館は当初7月まで予定していた写真展を中止したが、空きスペースに平成17(2005)年に同館で紹介した新昆虫「カカトアルキ目」の標本やパネルを並べた。「コロナで気持ちが疲れている子供たちに少しでも喜んでもらえれば」と三溝隆館長。再開後は毎日閉館後に館内消毒を徹底し、細心の注意を払う考えだ。
 一方、広域から来館者がある楢川地区の文化施設3館や子育て支援センター、こども広場などは月末まで休館を延長する。市は「緊急事態宣言解除に伴う国や県の動向もみながら今後の対応を検討したい」としている。