教育・子育て

朝日村が子育て世帯に手作り冊子 親子教室休講で情報提供

 朝日村は、村内で子育て中の保護者に向けた手作りの小冊子「ぽけっと」の発行を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、年間30回以上を計画する親子教室が休講を迫られており、子育て中の家庭に必要な情報を伝えつつ、担当の子育て支援課とのつながりをつくり、保っていく手段にする。休講中の毎月末に発行していく考えだ。
 最初に出した「5月号」では、子育て支援課のスタッフ6人を、担当内容と顔写真付きで紹介した。保健師らによる子育ての相談受け付け、感染予防策を講じつつ利用を受け入れるキッズルームの案内などの情報も載せる。  コロナ禍で自宅にこもる時間が長くなっていることを念頭に、本来は親子教室で伝えようとしていたことを生かして編集する。自宅でできる料理の献立や生活のリズムを保つことの大切さを伝え、子供たちと一緒にできる絵描き歌や歌遊びのやり方を載せる。村単独で行う子育て応援緊急給付金の支給についても伝える。  子育て支援課は本年度、村教委に設けられた。コロナ禍に見舞われる中でのスタートとなり、職員になじんでもらったり、親子教室を開催したりといった取り組みがままならない状況だ。  村内には約60世帯に未就園児がいる。同課は1軒ずつに電話をして「困っていることはありませんか」と声を掛けるなど、小さな村ならではの支援策を探る。中村聡子課長は「子育て中は悩みが多いのに、コロナ禍が追い打ちをかけている。協力する人たちがいるということを知ってもらえれば」と話している。