政治・経済

松本市のごみ量 8年ぶり増加 昨年度 消費増税前に駆け込み

 松本市で昨年度1年間に排出されたごみの量(資源物を含む)が平成23年度以来8年ぶりに増加に転じたことが11日、分かった。総量は8万9538トンで、前年度に比べて1・4%(1220トン)増えた。市環境業務課は、消費増税前の駆け込み需要により活発だった経済活動や、年度末に新型コロナウイルスの感染拡大により市民が家庭で過ごす時間が増えて可燃ごみの量が増えたことを増加要因に挙げる。

 ごみの大部分を占める可燃ごみのうち、事業系が前年度比2・0%(800トン)増の4万582トン、家庭系が1・3%(488トン
 同課によると、事業系ごみの増加は経済活動の活発化が考えられる。家庭ごみについては、新型コロナが市民生活に影響した3月、地域のごみステーションから出された量が前年同月比8・7%(220トン)増の2754トンだった。
 粗大ごみは前年度比13・4%(494台)増の4172台と大幅に増えた。同課によると、ベッドのスプリングマットやソファなどの排出が消費増税前の8、9月に多かった。一方、資源物の量は0・5%(48・8トン)減の9305トンだった。
 一人1日当たりのごみ排出量は1024グラムで、計画目標値の996グラムを2・8%超過した。同課は、排出された可燃ごみの組成調査などを基に、事業者に対する分別指導や、家庭ごみの生ごみ・紙類削減を呼び掛け「ごみの減量化、分別の徹底、再資源化の推進に努める」と話している。

連載・特集

もっと見る