教育・子育て

筑北ひまわり保育園 園児を2施設に分散へ

保育室として使う教室を掃除し、受け入れの準備を進める保育士ら
 筑北村教育委員会は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ対策の一環で、施設を分散させた保育の実施を検討している。園舎内での「3密」を避けるため、通常通りの自由登園を再開する今後を見据え、筑北ひまわり保育園(坂北)の園児たちを、園舎と園隣にある筑北小学校の旧校舎の2施設に分けて保育を行う予定だ。
 筑北ひまわり保育園には園児55人が通っている。感染拡大を受けて4月中旬からは利用者を限った希望保育のため子供の数は少ない。自由登園の再開後は子供の数が増え、特に、給食や昼寝の時間に密接状態になりやすく、飛沫感染の危険もあるため対策を取った。  年長組(12人)、年中組(17人)の保育を、空き校舎の教室で行う予定で、各組の園児たちが2教室に分かれて過ごす予定だ。保育園の年長、年中の保育室は、3歳未満の子供たちを分散させる場所として活用する。  4月末には、保育士らが小学校の空き教室を掃除したり必要な荷物を運び入れたりして、子供たちを受け入れる準備を進めた。園児数が少ない坂井保育園は、施設内で年齢ごとの保育スペースを区切るなどして対策を取る。  村内二つの保育園は、特色の一つとして交流活動を行っているが、本年度は感染拡大防止のため、開催を見送っている。村教委は「分散型で保育の受け入れ可能な施設を複数確保することで、万が一の場合も保育を継続できるように考えた」と話す。  村教委は休校明け以降、筑北小学校でも近隣施設を活用した分散型の授業ができないか検討している。