政治・経済

塩尻で国の10万円給付申請開始

特設窓口で給付金申請の市民に対応する職員

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、国が全国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」の申請受け付けが1日、塩尻市で始まった。困窮などを理由に急を要する市民を対象とした先行措置で、同日受け付け分は大型連休明けの7~8日に対象者の口座に振り込まれる。初日は窓口対応で104世帯分の申請が受理された。

 市保健福祉センターに窓口が特設され、混雑を避ける目的から1階で書類の確認が、3階で実際の手続きが行われた。開場は午前9時だが1時間前から並ぶ人の姿もみられたという。コロナの影響で収入が減ったなど申請理由はさまざまで、一人暮らしの男性(71)は「これで2カ月は暮らせるが感染がこれ以上長引かないように」と案じていた。
 市は1日、特別給付の必要経費として67億6000万円の補正予算を専決処分した。同日からマイナンバーカードを活用した電子申請の受け付けも始めたほか、11日には全世帯に申請書を発送して月内の給付を目指す。コロナによる経済の冷え込みが懸念される中、速やかな対応が必要と判断したためで、支給は全国的にみても早いという。
 特設窓口は定額給付金に限らず、コロナに関わる生活支援全般の相談窓口としておおむね3カ月継続する方針で、市社会福祉協議会などとも連携する。対応は平日午前9時~午後5時。福祉課は「市民からの問い合わせは非常に多い。力になれれば」としている。

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