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木曽馬の里・乗馬センター25年で記念グッズ

 木曽馬を守り・育てる木曽町開田高原の「木曽馬の里・乗馬センター」が今月で開場25周年を迎えた。記念グッズ第1弾として、飼育する木曽馬の写真を包み紙に使ったチロルチョコが登場した。今春生まれた雌の子馬と母馬の仲むつまじい様子や、厩舎から顔をのぞかせる愛らしい表情などがそろい、人気を呼んでいる。

 チロルチョコは、ひと口サイズのチョコレートブランドだ。記念グッズは1セット(4個入り)500円(税込み)で、木曽馬の絵柄9種類がランダムに入り、木曽馬のカード(12種類)も付く。
 新型コロナウイルスで「ステイホーム」が呼び掛けられている中、系列会社の開田高原振興公社のホームページから購入できるようにした。先週ネット販売を開始したところ、用意した45セットが瞬く間に完売してしまい、急きょ追加生産した。
 来週には記念グッズ第2弾のクリアファイル(6種類)が加わる。来月中旬には、馬による木材搬出「馬搬」をモチーフにしたマスキングテープが、月末にはトートバッグも登場する。すべて新作だ。
 乗馬センターは平成7(1995)年に建設された。木曽馬保存会の事務局が置かれ、種の保存や種牡馬の精液検査などの繁殖事業に取り組む。乗馬や引き馬などを通じて木曽馬と人が触れ合う場にもなっている。
 現在は40頭の木曽馬が飼育されている。施設の場長・中川剛さん(43)は「開場当時は20頭だった。頭数は倍増したが開田地域の飼育戸数は4分の1にまで減った」と危機感を持つ。四半世紀の節目を「木曽馬を増やし、利活用する方策をあらためて考える1年にしたい」と話している。

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