連載・特集

2020.5.28みすず野

 街に活気が戻りつつある。学校も子どもたちの元気な声が響くようになった。ただし、学校は夏休みの大幅短縮が避けられそうにない。地域、国全体の経済再生が成るかが、これからの大きな関心事だ◆松本、安曇野、塩尻の3市議会の6月定例会が始まるが、コロナ禍を受けての経済対策案の審議に注目が集まる。売り上げが減った中小企業、個人事業主は一日も早く給付金、資金が届くことを望んでいる。長い目、広い目で見ると、人々の生活様式が変わるなか、これまでの延長線では経済再生はない、という難題が待ち構える◆「危機をチャンスに変える」は、何か起こる度に言われてきた格言だが、企業にとっていまがまさにそうで、変化に敏感に対応できるか、そのうえで生産性を上げられるか、が生き残りのかぎを握りそうである。業務のデジタル化、オンライン化は必然だ◆一方、人や地域のつながりが薄れ、コロナによって、さらにドライになったのは否めない。パソコン、スマホ等を使いこなせない人(高齢者に限らない)の孤立も深まっている。経済再生が、人と人の分断を助長する方向にいってしまわないか案じる。

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