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松川村産酒米の日本酒PR 5銘柄セットで販売

村産米で醸造した県内5蔵の日本酒が楽しめる5本セット

 松川村産の酒米を使って県内の5蔵が醸造している日本酒5銘柄を飲み比べられる5本セットが11日、発売される。村産米から多彩な酒が造られていることを知ってもらい、県内有数の酒米産地であることをPRする。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地域住民の在宅時間が増えていることを受け、自宅でじっくりと味わう機会にしてほしいとしている。

 村や農業、民間企業の関係者らでつくる村海外販路等推進協議会が企画した。村内では酒米の栽培が盛んだが酒蔵がないため、「松川村の日本酒」という知名度が低い。
 一方、村産米の日本酒のうまさを知っている"ファン"には一定の人気があり、村内で秋に開催される「米蔵日本酒祭り」は毎回チケットが数日で完売する。協議会は「村外各所に買いに行かなくても各蔵の酒を一度に味わえる」と初めての5本セットを考案した。
 大雪渓酒造(池田町)の「大雪渓」、黒澤酒造(南佐久郡佐久穂町)の「生もと造りマルト」、宮坂醸造(諏訪市)の「真澄奥伝寒造り」、七笑酒造(木曽町)の「七笑」、EH酒造(安曇野市)の「信濃の国酔園」の5銘柄で、いずれも300ミリリットルの瓶入り。純米吟醸や純米酒、吟醸酒で、原料は村産米100%だ。
 酒蔵によって、美山錦やひとごこちなど使用する米や仕込み水、酵母、仕込み方が違う。村経済課商工観光係の森田陽子さんは「同じ村産米でも味わいや深みが異なり、飲み比べが楽しい」と話す。
 道の駅安曇野松川寄って停まつかわで販売する。村のシンボル・有明山をモチーフにデザインした贈答用の化粧箱入りは税込み3500円、安曇野ちひろ公園のトットちゃん広場の電車の写真を使った土産用手提げ箱入りは同3300円で、差額は箱代の違いによる。
 協議会事務局の村経済課海外販路推進係の市川誠一さんは「村の酒の人気が高まれば酒米の増産にもつながる」と期待している。