教育・子育て

木曽郡内は小中学校の授業継続 6町村の教委が方針

臨時休校するかどうか話し合う関係者(上松町)
 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために学校を臨時休校する対応に関し、木曽郡内6町村の教育委員会は8日、いずれも小中学校を休校せず、授業を継続する方針を確認した。郡内で感染者が確認されていない点などを踏まえた。県内他地域では感染者が増加しており、今後の状況次第で休校する可能性はあるとしている。
 郡内は小規模校が多く、児童生徒が密集を避けて感染リスクを抑えやすいとの地域特性もあるとみられる。「学校が始まったばかり。学校生活を維持させてあげられれば、それに越したことはない」(木祖村教育委員会)との思いも聞かれた。  ただ、隣接する松本、伊那地域などでは感染者が確認されており、王滝村教育委員会の担当者は「包囲網はかなり狭まっていることは事実」と危機感を話す。上松中学校の秋山昇校長は「半日で状況が変わってしまう」と指摘する。各校とも感染動向と防止対策に神経をとがらせつつ、授業を継続することになりそうだ。  安倍晋三首相が東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を出したことと県内の感染拡大状況を踏まえ、県は8日、9~22日を対策強化期間とする方針を打ち出した。学校の扱いについて市町村には「圏域ごとの状況」を踏まえて、休校などの対応を検討するように求めている。  県の方針に基づき、木曽青峰、蘇南の県立2高校と県木曽養護学校は10~24日に臨時休校する。信州木曽看護専門学校、県上松技術専門校は授業を継続する。県林業大学校は8日に予定した入学式を既に22日に延期しており、いまのところそれ以上の延期の予定はないとしている。

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