政治・経済

塩尻市長 新型コロナ感染レベル認識 引き上げ

感染状況の認識の引き上げについて話す小口市長

 塩尻市の小口利幸市長は8日、臨時で記者会見し、新型コロナウイルスの市内の感染状況の認識を引き上げる考えを明らかにした。7日には既に感染が確認されていた伊那保健所管内の男性が塩尻市内の携帯電話販売店にアルバイト勤務していたことが判明しており、一定数の濃厚接触者が市内にいる可能性も視野に、公共施設を11日から再び閉鎖するなど対策を強化する。市民には緊急事態宣言の対象地域との往来を控えるよう要請も出した。

 県が県内の感染状況を4段階で示す「発生段階の区分」では、現在全県が感染経路が特定・推定できるレベル1(感染発生早期)に当たる。この認識を市内に限って独自に、感染経路が特定できない感染者や単発的なクラスター(感染者集団)が発生した段階を示すレベル2(感染発生期)に引き上げる。実際はこの状況にないが感染から発症には潜伏期間を要する点を考慮し「次の発生段階レベルに入っている可能性がある」と判断した。
 これに伴い既に発表した市内小中学校の再休校に加え、公共約30施設を11日から再び閉鎖する。期間は24日までと定めたが状況により延長の可能性がある。支所や地区センター、レザンホール、屋内体育施設などの新規貸館の受け付けも当面行わない。併せて市民に呼び掛ける徹底事項も公表した。
 小口市長は認識の引き上げについて「災害時の避難勧告と同様発令のタイミングには苦慮するが早めに出して何もなければ皆で安堵すればいい。市民には不便をかけるが重ね重ね協力をお願いしたい」と話した。

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