教育・子育て

東筑5村の小中学校、再度休校 松川は期間延長

朝日小学校の休校などを決めた朝日村教委の会議

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東筑摩郡5村の各教育委員会は8日、各村の小中学校を9日以降に再度、休校にすると決めた。期間は各村で異なる。すでに休校としている北安曇郡松川村は期間を延長する。3月の休校と春休みに続き、新学年に入ってからわずか数日の登校はあるものの、実質的に2カ月前後にわたる前例のない長期の休みとなる。各校は児童・生徒の心身への影響の軽減に努める。

 各町村教委は休校期間をいずれも小中学校共通で、山形村と朝日村が9日~5月6日、生坂村が10~22日、筑北村が10~23日、麻績村が11~22日とした。松川村は10日までとしていた期間を24日まで延ばす。19日までとしている池田町は、町を含む県大町保健所管内で新たに感染者が確認されていないことなどを理由に期間を変えない。
 山形と朝日の両村教委は、近くの塩尻市で確認された感染者が不特定多数の人たちと接触していたという情報を重く見た。山形小の柳生さよ美校長は「笑顔で遊ぶ児童の姿を見たばかりなのに残念。前を見ていかなければと思う」と話す。
 担任が代わったばかりのクラスやクラス替えをした学年が各校にある。先生が個々の児童・生徒の状況を把握したり、児童同士が新たな関係をつくったりする時期がかなり先送りされる。生坂、筑北、麻績の各村教委は決定から休校までに1日か2日間置く理由を「新学期に、少しであっても友達と慣れる期間を確保するため」と説明する。各校は今後、代替の授業時間確保の検討にも迫られる。
 各校は全児童・生徒の一斉登校を避ける対策を講じた上で、休校期間中の登校日を設定したり検討したりしている。朝日小の伊藤茂校長は「児童一人一人の顔を見て状況を把握したい」と言う。登校日に給食を出し、スクールバスを運行する松川村の須沢和彦教育長は「保護者の負担を減らせるよう配慮する」と話している。

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