政治・経済

南木曽 選挙ムード熱欠く 町長選・町議選告示まで1週間

 14日告示、19日投開票の南木曽町長選挙と、町議会議員選挙(定数10)は、告示まで1週間となった。立候補予定者は、町長選が再選を目指す現職・向井裕明氏(60)=読書=1人、町議選は現職9人と新人1人の10人となっている。両選挙とも無投票の可能性が高く、選挙ムードは盛り上がっていない。新型コロナウイルスの感染拡大防止で後援会活動もままならず、各陣営は関心を高めたくても高められない状況だ。

 向井氏は6日、朝の通勤時間帯に国道19号を走るドライバーに手を振る活動を始めた。初出馬した前回選ではこの時期、既に20回以上のミニ集会を終えていたが、今回は人を集めることは控えざるを得ない。「何もできないのでせめて顔を見てもらい元気を届けたい」と話した。告示前日まで続けるという。
 町議選の立候補予定者も活動に悩む。中堅議員は「集会ができないのがつらい。会議も開けない」と嘆く。ベテラン議員も「今は人が集まることはできない。盛り上がっていないが関心の高めようがない」と語る。唯一の新人、田中晃氏(66)=読書=は、初出馬にもかかわらず存分に訴えや人物をアピールできないことが「残念」と話した。
 6日は、選挙ポスターの掲示板設置も始まった。数日をかけて町内計57カ所に立てる。盛り上がりに欠ける中、作業の張り合いも感じにくそうだが、担当者は「コロナだからね。仕方ない」と話し、淡々と仕事を進めていた。

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