教育・子育て

6公立高校で入学式 新型コロナ警戒の中

間隔を空けた席が並ぶ入学式の会場に入場する新入生(松本美須々ケ丘高校)

 中信地方の公立高校で4日、本年度の入学式が始まった。各校で新型コロナウイルス感染予防の対策が取られる中、松本美須々ケ丘高校(西條浩章校長)でも281人が入学し、高校生活の新たな一歩を踏み出した。
 式は体育館で約20分間に短縮して行われ、各中学校の制服を着てマスク姿で入場した新入生は、通常より間隔を空けた席に緊張した面持ちで座って式に臨んだ。入学生の保護者は各家庭1人のみの同席で来賓は招かず、恒例の吹奏楽部の生演奏も行わず、校歌の斉唱もなかった。教職員の多くは背後のギャラリーから見守り、会場の換気作業に携わった。

 西條校長は式辞で、科学技術の進歩の一方、新型コロナウイルスの世界規模の感染拡大や超高齢化社会など、予測困難な未来を見据えるため、知識の活用や交流、共有の大切さを説き「共に歩み出す新しい仲間と手を携えて支え合い、美須々の心を育て、創立111年目を迎える本校に新風を呼び込むことを期待する」と激励した。
 塩尻西部中出身の足立遼太君(15)は式の後に「あいさつは少なく時間も短い式だったが緊張した」と振り返り「高校では自主性を持って学び、自分の意見をはっきり言えるよう成長したい」と前を向いた。
 中信地方では同日、松本美須々ケ丘のほか、松本深志など5校で入学式があり、日本ウェルネス長野は式を取りやめた。今後は公立・私立含め、6日に松本筑摩や東京都市大学塩尻など4校で、7日に木曽青峰や田川、松本第一など12校で、それぞれ入学式が予定される。松商学園は3日に443人が入学した。 

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