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あがたの森から北ア一望 県道拡幅で建物撤去

 松本市県3のあがたの森公園から西へ延びる県道松本塩尻線の拡幅工事が進められている。秀峰学校前交差点―あがたの森公園交差点間の長さ約224メートルにわたり、松本駅前のあがたの森通りと同じ幅約22メートルに改良する計画だ。先月末までに道路北側の建物の撤去・整地がほぼ終わり、あがたの森公園の正面口からは常念岳など北アルプスの山々を一望できるようになった。

 拡幅区間は高校生などが通学利用しているが、幅は最も狭い場所で11・5メートルしかなく歩道も狭かった。今回の拡幅で、自転車レーンを含む車道部分を幅約15メートルとし、両側に幅3・5メートルの歩道を整える。電線の地中化も行う予定だ。県松本建設事務所は完了時期について「まだ未定」としている。
 道路北側では平成30年度から拡幅に必要な土地の取得や建物の撤去が進められてきた。今年に入りあがたの森公園交差点周辺にあった事業所や民家がほぼすべて取り壊された。公園正面口から西に向かって眼前を遮る建物がなくなり、大型商業施設・イオンモール松本(中央4)の建物群越しに北アの山々を見見通せるようになった。
 公園前で信号待ちをしていた筑摩の主婦(45)は「見晴らしが良くなった。(幅が同じになれば)松本駅前の通りらしくなる」と歓迎していた。
 同事務所計画調査課は「今回の拡幅区間を含むあがたの森通りは、松本駅前からのメインストリートであり、周辺は学校も多いエリアだ。より安全に県道を利用できるよう工事を進めていきたい」と話している。

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