教育・子育て

子供向け宇宙クラブ 松本市教委が設立準備

6月に発足する「やまべ宇宙クラブ」への参加を呼び掛ける小林さん

 松本市教育委員会は、市内の小中学生を対象にした宇宙に親しむサイエンスクラブの設立準備を進めている。市教育文化センター(里山辺)を改修して令和5年度の開館を目指す「新科学館」の誕生をにらんだ取り組みで、天体観測などの体験を通じ科学の楽しさに触れ、子供たちに学びを深めてもらう企画だ。将来的には大人も加えた幅広い世代が活動するクラブへの発展も構想する。

 活動拠点となる現センターの所在地にちなんだ「やまべ宇宙クラブ」の名称で6月に発足させたい考えだ。来年2月までの全10回を予定し、小学5年生~中学3年生の定員10人で5月1日から参加申し込みを受け付ける。
 宇宙に関する座学や体験を行う昼の「実験・工作」と、夜にセンターの望遠鏡を使う「星空観察会」を盛り込む。9月の学都フォーラム出展や来年2月の学習成果発表会も想定する。
 クラブを担当する指導主事の小林直木さん(37)は「みんなで宇宙のことを語れる場にしたい。新科学館の魅力を開館に先立って早くから広く知ってもらいたい」と狙いを語る。
 街灯などで星空が見えにくい「光害」が都会より少ないセンター周辺では天の川を見ることができ、美ケ原高原には多くの天文ファンが星空観察に多く訪れている。小林さんは「宇宙に親しめる土壌がもともとある。天文ファンはもちろん興味がある人にぜひ参加してほしい。一緒に宇宙を楽しみ、語り尽くそう」と呼び掛けている。
 年会費は5000円(障害保険別途必要)。問い合わせは市教育文化センター(電話0263・32・7600)へ。

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