地域の話題

悪疫退散の願い切実 筑北の岩殿寺で護摩たき

護摩たきの炎に祈りを込める参加者たち
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、恒例の火渡り護摩の行事が中止となった筑北村坂北の岩殿寺で29日、関係者のみを集めた護摩たきが行われた。総代役員と世話人約20人が参加し、新型コロナウイルスの終息や、無病息災、家内安全などを願った。
 細野順伸住職が本堂で護摩をたき、祈とうを行った。炎が立ちのぼると、参加者が順番に、無病息災の祈りなどを込めた祈願木をくべて手を合わせた。祈とうの木札には、「新型コロナウイルス終息」や「悪疫退散」の文字が刻まれ、細野住職は「世界各地でコロナの感染が拡大し、終息するまでどうにもならない状況。地域の平穏、安寧と共に、コロナの終息を強く祈った」と話した。  火渡り護摩では、スギの葉を飾った護摩壇を境内でたき上げ、おきを渡って無病息災や大願成就を願う。屋外での行事だが、毎年県内外から約300人が訪れるため、中止を決めた。久保田昌志総代長は「今年で25回目を迎える予定だったが、中止は初めてのこと。1日も早い終息を願い、来年こそ盛大に開催できれば」と話していた。

連載・特集

もっと見る