政治・経済

塩尻市の施設再開 新型コロナ予防策徹底

対面にならないよう座席の位置を変更した(市立図書館)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため閉鎖・休館していた塩尻市内の各公共施設が28日、3週間ぶりに開館した。アルコール消毒剤の設置や定期的な換気、座席の隔離、こまめな清掃など感染予防に向けた対策を徹底している。初日は各施設とも利用者の数は少なく、混乱もなく静かな再開となった。

 市民交流センター・えんぱーくや北部交流センター・えんてらすは、出入り口に消毒剤を設置し、滞在は1時間をめどにするよう来館者に呼び掛けている。施設内の図書館や市民サロンは座席を通常の半分程度に減らし、対面で座らないように配置も変更した。図書館は利用者に、席を立つ際にテーブルへ「使用禁止」の札を置くように求め、職員が消毒剤で拭き掃除をした後に「消毒済み」と表示するようにした。
 臨時休校に合わせて親子で計90冊の本を借りたという、塩尻東小学校5年生・宮本歩季君と同3年生・和果さんきょうだいは「久しぶりに図書館に来られて、自分たちで本を選べて楽しかった」と喜んでいた。上條史生館長は「新型コロナの関連情報の提供にも取り組んでいる。できるだけ利用が集中しないようにしつつ、適切に対応していきたい」と話す。
 入浴施設があるふれあいセンター広丘(広丘堅石)は、非接触型の体温計を備え、風除室で来館者に検温してもらい、37・5度以上の発熱がある人や風邪の症状がある人の入館を断っている。1時間ごとに手すり等の消毒や換気を行い、浴室が混雑する場合は入場制限も行う。堀田睦美所長は「予防対策でやれることは全部やる。利用者も協力的でありがたい」と話していた。

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