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あずさ・高速バス 新宿行き感染予防徹底

 東京都内を中心に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることから、鉄道・バスを運行する各社は、松本から新宿方面へ向かう特急列車や高速バスについて、感染予防策を徹底している。小池百合子都知事が今週末の不要不急の外出を避けるよう呼び掛けたが、年度替わりの時季とも重なり仕事や進学、葬儀などで首都圏へ向かわざるを得ないケースもあり、週末を控えた27日には困惑しながら松本などを出発する人たちの姿が見られた。

 JR中央東線の特急あずさは今週末も通常通り運行する。車両は外気を取り込み、排気するファンにより常に換気を行っている。感染予防のため駅員や車掌らのマスク着用には理解を求めている。27日に松本駅を訪れた男性は、千葉県まで移動するといい「仕事なので。手洗いを徹底するなど予防をしっかりするしかない」と語った。
 感染拡大により交通機関の利用にも影響が出始めている。JR東日本によると、1~15日には新幹線と在来線の特急の利用者数は前年より半減した。春の大型連休中(5月1~6日)の臨時列車は一部を除き指定席の発売を当面見合わせる。中央東線は特急あずさ、かいじなど70本が対象となる。
 高速バスを運行するアルピコ交通(松本市井川城2)も今週末、松本―新宿線を通常通りに運行する。運行時はエアコンで外気を導入して換気に努め、終了後は除菌清掃もしている。乗務員には出勤前の検温を義務付けるなど予防策を徹底する。広報担当者は「状況は刻一刻と変わる可能性がある。高速バスを利用される方は、運行状況を弊社のホームページで確認していただきたい」としている。

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