政治・経済

安曇野市イベント自粛要請延長

 安曇野市は26日、新型コロナウイルスの感染経路が判然としない患者が松本市で確認されたことを受け、市役所で開いた対策本部会議で、今月末までとしていた市有施設でのイベント自粛要請を4月12日まで延長することを決めた。市教育委員会は4月6日に始まる小中学校全17校の新学期に向けて、校内での感染拡大防止策を盛り込んだ「学校再開ガイドライン」を作った。

 市は、松本地域で患者が爆発的に増えている状況ではないとしつつ、今後の状況が好転するか悪化するかの判断は難しいとして、新型コロナウイルスの潜伏期間とされる2週間ほどの自粛要請延長を判断した。宮澤宗弘市長は、県が松本市の70代男性患者の感染経路を「松本市内で感染した可能性が否定できない」としたことを念頭に「今まで以上に危機意識を持って対応してもらう必要がある」と、あらためて感染拡大予防策の徹底を指示した。
 学校再開ガイドラインは、対策本部会議で案が示され、その後開いた市教委の定例会で承認された。校内での感染拡大防止策として、1時間に1回以上の教室の換気や全児童・生徒に対する1日4回の手洗いの徹底、保護者による子供の毎朝の検温などを盛った。
 市内4カ所の給食センターで職員の感染が確認された場合は、そのセンターを2週間閉鎖する。感染確認の翌日は、そのセンターが配送している学校の給食はパンと牛乳とし、2日目以降は各家庭で弁当を用意してもらう。また、3月5日からの臨時休校で未履修の学習内容については、新年度に1年間の教育課程の中で学べる機会を確保する方針だ。

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