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池田町のふるさと納税の寄付 ワイン人気で過去最高に

返礼品の町産ワインが紹介されているふるさと納税のサイト
 本年度に池田町に全国から寄せられたふるさと納税の寄付金総額は2月末現在6194万円で、過去最高だった前年度(2797万円)の2倍以上になった。町産ブドウで醸造したワインが返礼品の33・8%を占めていることから、町は「町産ワインが認知され、品質の良さが評価され始めている」と手応えを感じ、町の税収と認知度アップに期待感が高まっている。
 6000円~10万円の寄付額に応じて受け取れる返礼品のワインは全部で18種類ある。人気を受けて今年1月下旬に「6本セット」を贈る寄付額10万円を新設したところ、2カ月間で9件の申し込みがあった。  昨年4~12月の返礼品の申し込み実績を見ると、全体の件数4030件のうちワインは1362件で、前年度まで主力だった米の959件、町産カモミールの美容品などの540件、日本酒の470件に比べて突出している。全国の返礼品を毎週人気順にランキングするインターネットサイトでは、池田町のワインの件数が1月下旬に全国1位となった。  町は平成27年度に返礼品制度を始めた。これまでの寄付総額は年間2000万円前後で推移していた。寄付額が伸びた要因として町は、ふるさと納税先の選択に閲覧されているポータルサイトの委託件数を、30年11月に1件から3件に増やしたことを挙げる。本年度は返礼品の品目を33品増やして127品にした。  担当する企画政策課町づくり推進係は、サイトの増加で今までよりも多くの人の目に触れるようになり、選択肢を広げたことで町産ワインを知ってもらう機会が増えたとみる。さらに、ワインを味わった人たちの評価がネット上で広まっている可能性もあるという。  推進係の竹村勇輝さんは「ワインをきっかけに町の他の返礼品にも関心を持ってもらえる。さらに内容と質を充実させ、町のファンを増やしたい」と話している。