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松本タウンスニーカー 55人乗りの中型車両導入

 松本市は、松本周遊バス・タウンスニーカーに55人乗りの中型車両1台を導入し、23日に運行を始めた。これまでは34人乗りの小型車両だけだったため、混雑時には狭さを感じることもあった。中型車両は、通勤や買い物などで混雑する路線・時間帯に対応させる。併せて、タウンスニーカー全9台の車内で、路線図やバスの現在地を表すデジタルサイネージ(案内板)の運用も始め、乗客が安心感を持って乗れるようにした。

 初日は、県松本合同庁舎(島立)に勤務する県職員の利用が多い西コースの始発(松本駅アルプス口午前8時10分発)で中型車両を運行した。電車から降りてきた人が次々にバスに乗り込んだが、座席には余裕があった。デジタルサイネージは運転席の真後ろと後部座席上部の2カ所に取り付けられた。
 タウンスニーカーは、東、西、南、北の四つのコースがあり、一部区間を除き大人200円、小学生100円で利用できる。これまでは小型車両6台で対応していた。市は本年度、この中型車両と小型車両2台を購入し、車両の合計台数は9台となった。
 デジタルサイネージは、車内で路線の案内がなく不安に思う乗客が少なくない―と、昨年度の市議会一般質問で改善を求められたことを受けて導入した。小型車両にはデジタルサイネージ1台を付けた。総事業費約7600万円で、車両の購入やデジタルサイネージの整備を進めてきた。
 デジタルサイネージでは今後、行政情報や観光案内も発信していく。市交通安全・都市交通課は「より乗りやすく、行き先も分かりやすくなったので、観光客はもちろん、市民にもっと利用してもらいたい」と話している。

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