教育・子育て

教諭逮捕 松本市教委が謝罪 道交法違反容疑 明善中に勤務

 道交法違反(危険防止措置違反)の疑いで21日に松本市の市立学校に勤務する公務員・小澤健治容疑者(43)が逮捕されたことを受け、市教育委員会は22日、市役所大手事務所で記者会見を開いた。小澤容疑者は明善中学校に勤める教諭だった。赤羽郁夫教育長は「休校などに協力いただいている中、このような不祥事が発生したことは痛恨の極み。心よりおわび申し上げる」と陳謝した。

 小澤容疑者は20日未明、松本市美須々の市道で軽自動車を運転中、信号機に衝突して柱を折り曲げる交通事故を起こし、危険防止の措置を講じずに車を現場に残して立ち去った疑いで逮捕された。
 小澤容疑者は特別支援学級の担任で技術科の授業を担当し、卓球部の顧問や3学年の副担任も務めていた。明善中の幅誠一郎校長によると、事故前の19日夜は3学年を担当していた教員が集まる夕食会が松本駅前で開かれており、小澤容疑者も参加していた。小澤容疑者が飲酒していたかどうかは「分からない」(幅校長)という。小澤容疑者は休校で生徒が完成させられなかった技術科の作品を一人で仕上げ、卒業式で贈るなど熱心だったといい、幅校長は「本当に残念。校内で実施していた非違行為防止の研修を検証していきたい」と述べた。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため保護者説明会は行わず、メールで事件の概要などを知らせた。今後は生徒の心のケアに取り組み、市立の全小中学校で警察などから講師を招き非違行為防止研修を実施していく。

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