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御嶽海10勝5敗 三役復帰も 大相撲春場所千秋楽

 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)千秋楽の22日、上松町出身で西前頭3枚目の御嶽海(出羽海部屋)は、西前頭5枚目・阿武咲(阿武松部屋)に押し出しで敗れた。自身初の2場所連続負け越しから再起をかけた場所を10勝5敗で終えた。最終盤の連敗で星を伸ばせなかったものの、来場所での3場所ぶりの三役復帰の可能性がある。

 今場所は前に出る相撲を前面に初日から6連勝を飾った。2横綱に歯が立たずに連敗を喫するも引きずらず、2度目の優勝を飾った昨年秋場所以来の勝ち越しを10日目に決め、13日目には3場所ぶりの二桁勝利となる10勝に到達、終盤まで優勝争いに食い込んだ。木曽相撲連盟顧問の三村喜一郎さん(88)は「前半は体勢も低く、しっかりと腰を下ろした基本通りの相撲だった」と評価した。
 一方で、後半は立ち合い負けする場面が増え、千秋楽の取組も阿武咲の重心の低い立ち合いに下から押し上げられての完敗だった。三村さんは「後半、立ち腰で突き起こされる場面が増えたのが残念」と悔しがった。
 御嶽海が小学生の頃から指導をしてきた三村さんは「自分の相撲を取りきれば白星が付いてくることは今場所の前半戦で証明済み」とし、来場所に向けて「『しこ、すり足、一丁押し』の基本的な稽古を積んで精進を」とエールを送った。
 夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の番付は4月27日に発表される。

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