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子供に牛乳元気出そう 穂高・サンクラブ安曇野

 安曇野市穂高有明のスイミングクラブ・サンクラブ安曇野は、クラブ会員の子供たちに無料で牛乳を配っている。新型コロナウイルス感染拡大を受け、学校の一斉休校で家にいる時間が長くなっている子供たちを少しでも元気づけようと始めた。牛乳は学校に納入している中信地区の業者から購入し、学校給食がなくなって混乱する業者の支援も兼ねる。感染拡大の影響で地域経済の停滞も懸念される中、サンクラブ安曇野の新井泰憲社長は「子供や地域に対し、できる範囲でできることをしていきたい」と話す。

 新井社長がもう一つ経営する飲料水の製造販売会社が池田町と災害協定を結んでいることから、感染拡大の影響で困っていることがあれば協力したいと町に申し出たところ、学校給食が止まった影響が出ているかもしれないと知った。生産者への影響もあると考え、「気持ちだけでも」と1リットルパック1000本を購入し、今月9日からサンクラブで配り始めた。
 クラブに通う子供たちからも、長時間家にいる現状に「退屈」という声を聞いていた。新井社長は「自宅待機をしている子供たちもストレスがたまっているはず。心の面も心配」と思い、牛乳を配ることで子供たちが少しでも元気になればと考えた。すると、子供たちは「牛乳がもらえる」とうれしそうに笑顔を見せていたという。
 牛乳を購入し、配ることがどれだけの効果があるかは未知数だが、子供の笑顔に安堵の表情を見せる新井社長。「こんなときだからこそ、社会全体でできることをできる範囲でやれるようになれば」と期待している。

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