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御嶽海巧みに10勝到達 大相撲春場所

 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)13日目の20日、上松町出身で西前頭3枚目の御嶽海(出羽海部屋)は、東前頭7枚目・宝富士(伊勢ケ濱部屋)を寄り切りで下し、10勝目(3敗)を挙げた。二桁勝利を達成したのは、2度目の優勝を飾った昨年9月の秋場所以来だ。

 相手得意の左四つを許すまいと、右を固めて頭から当たった。左を浅く差し、右からのおっつけで宝富士の差し手を封じると、そのまま膠着状態に。じっくりと勝機をうかがう御嶽海との我慢比べに根負けした相手の引きに乗じて足を運び、2本差して寄り切った。
 県相撲連盟選手強化副部長の中村協和さん(73)=木曽町福島=は「前に出る押し相撲が取れている」と今場所の御嶽海の相撲を評価する一方で「立ち合いの迫力は不足している。まだまだ本来の相撲ではない」と、175キロ程で推移する体重の影響を指摘する。3場所ぶりの二桁勝利を喜びながら「残り2日間は来場所につながる相撲を。頑張ってほしい」とエールを送った。
 白鵬、鶴竜、碧山が2敗でトップに並ぶ。御嶽海は14日目の21日、朝乃山と共に3敗を守る東前頭9枚目・隆の勝(千賀ノ浦部屋)との初顔・相星対決に挑む。

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