地域の話題

手作りマスクを子供たちに贈ろう 朝日村が協力呼び掛け

「キット」向けに布を切り分ける職員
 朝日村は村内のボランティア団体や村民に、村の子供たちに贈る布製マスク作りへの協力を呼び掛けている。朝日小学校の全児童に2枚ずつ行き渡る約430枚を作ることを目標に掲げる。全国的なマスク不足を意識して、材料のさらし布や作り方の説明書などを村で用意し、19日に呼び掛けを本格的に始めた。
 村職員が布を横34センチ・縦15センチの長方形に切り分け、説明書を作るなどして、まとめて「キット」として配る。布を折り畳んで縫い、耳に掛けるゴムひもを付けるなどの作業は、受け取った人たちに行ってもらう計画だ。  個人向けには防災行政無線による告知放送や回覧板、村ウェブサイトなどで製作への協力を求める。  全国的なマスク不足の中、帰宅後に紙製マスクを洗って消毒し、何日か使い続ける職員がいる。村が備蓄しているマスクは数が少なくなった。マスク不足を実感した住民福祉課健康づくり担当の上條千賀子さんが「ないものは作ればいい」と製作を発案した。  インターネットで調達できる材料を探し、綿で作られていて肌当たりが良く、一定の流通量もあることからさらし布を選んだ。シンプルで作りやすい方法も調べた。数がそろったら、あさひ保育園の園児、学校の先生や保育士にも渡していきたい考えがある。  ボランティア団体や村民に協力を呼び掛けることで、感染拡大防止の意識を高めていこうという考えもある。上條さんは「どの程度の効果があるのか分からないが、少しでも感染拡大防止につながればいい」と話している。  キットの引き渡しは村役場の住民福祉課窓口で、23日に始める。問い合わせは同日以降に、村住民福祉課(電話番号0263・99・2540)へ。

連載・特集

もっと見る