教育・子育て

高校合格発表 不安乗り越え春

掲示された受験番号を確認する受験生や家族たち(19日午前8時半すぎ、松本深志高校)

 県内の公立高校入試の後期選抜(一般入試)の合格発表が19日、各高校で一斉に行われ、第4通学区(中信地方)では、2089人(全日制2036人、定時制3人、多部制・単位制50人)が合格した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため各校で掲示箇所を増やすなどして、大勢が集まらないよう学校のホームページで確認するよう呼び掛けた。それでも掲示板で自分の番号を見たいと高校を訪れる受験生も多く、臨時休校中の入試を経てようやく訪れた春に喜びを爆発させていた。

 松本深志高校では、昨年掲示した昇降口の2カ所に加え、少し離れた校庭近くの2カ所にも合格者の受験番号を掲示し、応援団管理委員会による受験生の健闘をたたえるエールも自粛した。発表15分前の午前8時15分時点の来校者は10人ほどだったが、発表3分前には100人以上になり、教職員が掲示板に合格者の受験番号を張り出すと一斉に駆け寄って同級生や家族と合格を喜び合い、スマートフォンのカメラで撮影するなどしていた。
 清水中の東方郁奈さん(15)は臨時休校中の入試を振り返り「ずっと家で勉強ばかりで気分転換もできず大変だった。でも受験した仲間と一緒に合格できてよかった」とほっとした表情を浮かべた。2月29日から臨時休校が続いた才教学園中の牛山稜太君(15)は「大変な入試だっただけにとてもうれしい。医師になる夢のため、勉強に部活動に励みたい」と高校生活を思い描いていた。
 県教委によると全県の合格者は、全日制が9657人(受験生1万161人)、定時制が128人(同131人)、多部制・単位制が170人(同173人)となっている。

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