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山雅の試合会場、感染予防万全に 新型コロナJリーグ再延期へ

 サッカーJリーグが新型コロナウイルスの影響で公式戦の再開を再延期する方針を9日夜に示したことを受け、J2松本山雅FCの運営会社の神田文之社長が10日、報道各社の取材に対し、今後の対応、クラブ経営への影響について語った。4月以降の再開を見据えて試合会場での感染予防の準備を始めるほか、平日開催が想定される延期分の試合の集客策を具体化させる。

 今季はホームゲームの観客数を1試合あたり1万4000人を目安にクラブ運営の予算を組んでいたが、延期分の試合の多くが平日開催になることが想定され、観客減による入場料収入やグッズ売り上げの減少などが危惧されるとした。「不安な気持ちは率直なところあるが、クラブとしては有事に備えた経営ができている。大きな心配はしていない」と力を込めた。
 チームは18日の再開を見据えて選手のコンディション維持のため、県外でのミニキャンプを実施してきた。来週以降は練習拠点を松本に置きたいというが、天然芝の練習場所の確保がネックになるとした。再開後の試合会場での感染予防策については、Jリーグの指針が固まりつつあるとし、消毒液といった備品の確保など今からできることを最大限に行う。
 ファン、サポーターが選手と接点を持つのが難しい状況にある中、自宅でも楽しめる映像の配信なども検討している。神田社長は「我慢している気持ちをいつかスポーツを通じて発散してもらえれば」と話していた。

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