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大相撲春場所 無観客に 新型肺炎の感染拡大予防

日本相撲協会は1日、大阪市内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、8日初日の大相撲春場所(大阪府立体育会館=エディオンアリーナ大阪)を無観客で開催することを決めた。

 観客を入れずに本場所を開催するのは、一般に非公開で行われた戦時中の昭和20(1945)年夏場所以来、75年ぶり。
 記者会見した八角理事長(元横綱北勝海)は「(理事会で)色々、意見が出ましたが、お客さんに迷惑をかけられない、と決めた。NHKの相撲放送は通常通り実施するので、ご家庭で楽しんでいただけたらと思う」と話した。
 力士などに感染者が出た場合は、場所中でも中止にする考えも示した。(読売)

 春場所の無観客開催が決まり、上松町出身の御嶽海関(出羽海部屋)のふるさとでは、残念がりつつも活躍を願う声が聞かれた。
 御嶽海関がかつて所属した上松町のスポーツクラブ「木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブ」は本場所初日に町公民館で開くのが恒例となっている、相撲中継のパブリックビューイングを中止した。
 事務局長の辺見元孝さん(60)は「仕方がないね」と決定を受け止め「それぞれが家で応援してもらうしかない」と語った。御嶽海関は2場所連続負け越しを喫し、今場所は西前頭3枚目から巻き返しを期す。地元保育園児がしこを踏む動画を送って激励したといい「応援する気持ちは受け止めてくれている」。無観客でも気持ちがこもった取組をしてくれると信じていた。

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