連載・特集

2020.3.6みすず野

 どうする松本市長選、どうなる松本市長選だったが、予定どおりあさって告示される。新型コロナウイルスの感染拡大が、候補者の戦い方に影響を及ぼすのは必至とはいえ、市政をとらえ直し、明日の松本を展望する、またとない機会であることに変わりはない◆誰が新市長にふさわしいのか。決めるのは有権者。一人一人が何をもって、ふさわしいと判断するかだ。具体的な政策はもちろん、経歴、人柄、性別、格好などいろいろあるなか、政策とも関係してくるが、時代を見通す目というか、時代感覚(危機感)に優れた人というのは、必須条件ではないか◆日本全体の人口減少、超高齢、一人暮らし社会は、どうやっても避けられない。将来、自治体の半数が消滅の危機、というのは本当のところであろう。そんな情勢を踏まえたうえで、どう地元経済を活性化し、社会保障の充実を図り、少子化対策を進め、松本ならではの住みやすい街をつくり、豊かさを維持するのか◆10年後、20年後を見通し、発想し、実行する。地域の中核都市の首長の力量は、これまでに増して重要になっている。候補となる人をじっくり見つめたい。