教育・子育て

東筑・北安でも臨時休校 筑北小では校内放送で終業式

校内放送で行われた終業式。児童は各教室で放送を聞き、3学期を終えた(筑北小)
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、安倍晋三首相が小中学校や高校などの臨時休校を要請し、28日に通知を受けた東筑摩郡5村と北安曇郡南部2町村の各教育委員会はそれぞれ、要請に応じることを決めた。各校は休校中に自宅で促す学習の準備や、卒業式の扱いの検討など対応に追われた。筑北村の筑北小は28日に3学期の終業式を行った。
 山形と朝日、生坂、筑北、麻績の5村の小中学校と、日本ウェルネス筑北高校が3月2日から休校となる。池田町と松川村の小中学校の休校は4日からで、松川村の松川小と松川中は終業式を3日に開く。  筑北小の終業式は児童を1カ所に集めず、校内放送を使って行われた。児童は各教室で、「今日で1年間の登校が終わります。病気に負けないように過ごし、4月から元気いっぱい笑顔で登校してください」という山田典史校長の言葉を聞いた。  出席者の制限や時間の短縮が決まっていた各校の卒業式はいずれも開催されるが、山形小では2人までとしていた保護者の出席を1人だけに変更した。村教委は「休校中の開催であることなどを考慮した」と説明する。  時間短縮などを理由に会場ではクラスの代表者だけに卒業証書を授与する学校もある一方、松川村では一人一人に渡す。須沢和彦村教育長は「子供たちの頑張りをたたえるため、手渡しすることを大切にしたい」と話す。  児童・生徒が休校中に過ごせる場所の確保については判断が分かれた。松川村子育て拠点施設・かがやきは自宅で過ごすのが基本だとしつつ、村内の小学生の利用は受け入れる。利用者が多い朝日村子育て支援センター・わくわく館の児童クラブは、狭い場所で大勢の子供たちが遊ぶことから「学校よりも安全性の確保が困難」と考え、29日~3月18日に休館する。