教育・子育て

信大付属松本小2年西組が三九郎

 信州大学付属松本小学校の2年西組は28日、校庭で、松本地域の伝統行事に倣い「三九郎」を行った。1年生から続ける蚕の飼育に関連した学習の一環で昨年度に続いて企画し、児童37人がそれぞれの願いを胸に大小約10基のやぐらが勢いよく燃える様子を見守った。

 昨年度も本年度も飼育した蚕が全ては成虫にならず死んでしまったことから、丈夫な繭や無病息災などを願って行われる「三九郎」を自分たちで手掛けた。やぐらの材料は子供たちが持ち寄るなどし、炎が上がると子供たちが三九郎の周りで祈ったり、「フレー、フレー」と次の蚕が無事育つようエールを送ったりしていた。
 本来は付属幼稚園や付属中学校に声をかけ、繭玉も焼く計画で準備を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて変更した。佐藤澪さん(8)は「昨年は繭玉を食べてばかりだったけれど、今年は蚕を思うこともできた」と話していた。
 担任の若林史也教諭(33)は「計画通りできない部分も含めて学びを深めることができた。自分たちで蚕への気持ちを表すなど成長を感じた」と目を細めていた。

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