教育・子育て

新型肺炎で塩尻の14小中学校 臨時休校3月2日から

 政府が全国の小中学校や高校に要請した臨時休校措置を受けて、塩尻市教育委員会は28日、両小野中学校を除く市内14小中学校を要請通り3月2日から休校にすることを決めた。両小野中は上伊那郡辰野町と組合立のため同町との調整で3日から休校する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて市教委は26日に、残り半月余りとなった3学期の学校運営方針を決めたばかりだが、急転直下の要請に再三の対応を迫られた。

 卒業式は当初決定した通りの内容で中学校は17日に、小学校は18日に実施する。終業式は卒業式の前日に校内放送で行うが、在校生に限定し、卒業生は登校しない。児童生徒は終業式や卒業式を挟んで春休みに入るため、新学期前日の4月5日まで、実質1カ月間の休暇となる。
 市教委や学校関係者は27日夜に、テレビニュースの速報などで政府方針を知った。28日朝から2時間にわたり臨時校長会で対応を協議。決定事項を現場や保護者に通達したが「けじめがないまま(卒業や転任など)お別れを迎えることに悲しみが広がっている」と複雑な思いを吐露する関係者もいた。
 4月5日までの児童館利用は、児童クラブに登録する児童のうち小学1~3年生に限定する。不特定多数の接触機会を減らすためで、高学年の利用や自由来館、緊急利用などは認めない。
 予定されていた3学期の給食は28日中に業者に連絡を取り、食材の調達を取りやめた。キャンセルが効かなかった食材は買い取った上で廃棄処分などを検討する。

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