教育・子育て

地域の皆さん、座り心地確かめて 木曽・福島小6年1組がベンチ手作り

学校近くのバス停留所「木曽町温水プール」に設置したベンチの座り心地を確かめる児童
 木曽町の福島小学校6年1組(担任・久保田廉二郎教諭、27人)がヒノキ製のベンチを3基作った。背もたれを御嶽山の形にしたり、肘掛け部分にドリンクホルダーやテーブルを加えたりと、アイデアが満載だ。総合的な学習の時間を使って製作し、地域の大工職人に手伝ってもらった。卒業を前に「温かく見守ってくれた地域のみなさんに使ってほしい」と、町内3カ所に寄贈・設置した。
 児童5人がゆったりと腰掛けられるサイズで、3基ともデザインが異なる。今月18日、木曽建設労働組合に加盟する職人4人の指導を受けながら、丸一日かけて完成させた。  27日は町内2カ所に設置した。町の生活交通システムのバス停留所「木曽町温水プール」に置いたベンチの背もたれには、木曽馬も配された。木山沢育海君(12)は「木曽の魅力を盛り込んだ」と工夫を挙げていた。観光客でにぎわう上町駐車場の近くにある菓子店・喜しろうにも設置した。  きそふくしま保育園には26日に届けた。テーブルにも使えるようにと、座面を楕円形にした。林花音さん(12)は「たくさんの園児が座れるように考えた。楽しく使ってほしい」と願っていた。  ベンチ作りを手伝った開田建設(開田高原西野)の古畑正美さんは「職人の技術を児童に見てもらう機会にもなった」と振り返っていた。

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