教育・子育て

松本の小中学校が14日間休校も 新型肺炎に子供や保護者が感染の場合

小中学校での対応を決めた市教委臨時会

 松本市教育委員会は26日、県松本保健所管内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、市大手事務所で臨時会を開いて市立小中学校の対応を審議し、児童・生徒や同居する保護者、教職員に新型コロナウイルスの感染が確認された場合は14日間の臨時休校とすることを決めた。その際は、全市立小中学校を一斉に臨時休校にすることも選択肢として、専門家を交えて検討する。

 臨時休校は学校保健安全法に基づいた措置で、期間や条件については他市の対応を参考にした。教育委員の中には「一番は子供の生命を守ること。すぐにでも一斉に臨時休校にするべきだ」との意見もあったが、赤羽郁夫教育長は「非常に混乱することになる。段階的な休校は検討の余地がある」とした。
 本年度内に予定される学校行事の対応も決めた。小学校で3月18日に、中学校で17日に予定される卒業式については、卒業生と教職員、同居する保護者のみで行い、在校生や来賓などの出席は認めないことにした。市教委は「晴れの舞台ではあるが、この状況から考えると通常の卒業式は難しい」とする。3学期終業式や教職員の退任・離任式は「校内放送での実施に努めること」としている。
 感染拡大を防止するため、▽風邪の症状や37・5度以上の発熱がある▽強いけん怠感や息苦しさがある▽症状が軽度でも保護者が登校に不安を感じる-場合には、学校を「出席停止」とする。保護者に対して、子供の体温を毎日朝晩測定して発熱など風邪の症状がある場合は学校を休ませるよう、27日にも要請文を出す予定だ。