政治・経済

新型肺炎 松本地方でイベント自粛相次ぐ

 松本地方で25日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、今月から来月にかけて開催される予定だった催しを中心に、中止・延期の動きが拡大した。企業や学校、地域活動などへの影響も懸念される。

 松本職業安定協会などは、3月9日に松本市本庄1で予定していた就職支援の合同企業説明会を中止した。信州大学医学部付属病院は1日に院内で開く計画だった医療者研修会「小児・AYA世代のがんへの対応」を中止することを決めている。
 連合長野松本広域協議会は3月4日に松本市勤労者福祉センターで開催予定だった春闘総決起集会を中止した。同協議会は「感染拡大抑止が求められている。活動の萎縮につながらないように配慮しつつ健康と安全を第一優先した」としている。
 信州自遊塾第35回講座「多文化共生を考えよう」(2月29日、市Mウイング)、県シニア大学松本学部卒業式(3月3日、県松本合同庁舎)、第8回プラチナフォーラム(7日、市松南地区公民館)、など地域活動も中止決定が相次いでいる。3月1日に市音楽文化ホールで予定されていた琴伝流大正琴赤穂教室の40周年記念式典とチャリティーコンサートも中止となっている。すでに販売したチケットは払い戻しをせず、代金は台風19号の県内被災地に寄付する。
 塩尻市では、5月16日と17日に市内のワイナリーで開かれる「塩尻ワイナリーフェスタ2020」について、3月21日に予定していたチケット発売を4月11日に延期することが決まった。発売場所の市観光センターに長い行列ができることに配慮した。広丘・塩尻両消防署は3月14日に市北部交流センター・えんてらすで予定していた「普通救命講習会1」の中止を決めた。2月29日にレザンホールで開かれる市消防団の「火の用心コンサート」なども中止や延期が検討されている。
 安曇野市では、29日に市役所本庁舎で初めて開かれる予定だった「市民活動フェスタ」の中止が決まった。ほかに29日に堀金多目的屋内運動場で予定されていた「リサイクル自転車の販売」、3月4日に豊科交流学習センター・きぼうで企画されていた「0歳からのミニコンサート」なども中止となる。