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松本市の平和祈念碑修復へ 戦後75年の節目に

修復が予定されている平和祈念碑
 松本市は新年度、あがたの森公園内「平和ひろば」に設置しているブロンズ像「平和祈念碑」の修復を計画している。恒久平和の願いや反戦の誓いを後世に伝えるため、市が平成7年の戦後50年に合わせた平和祈念事業で翌年設置し、市の平和行政のシンボルとなっている。設置から約25年が経過して劣化しているため、今年の戦後75年という節目を捉えてきれいにする。
 地元の彫刻家・洞澤今朝夫さん(1914~2016)が手掛けた作品で、女性の像1体と子供の像2体の計3体で構成される。風雨にさらされて表面の色あせや汚れが目立つという。市は全体を磨いたり色を塗り直したりする考えで、市議会2月定例会に提出した新年度一般会計予算案に修復の委託料165万円を計上した。  市が毎年8月15日の終戦記念日に「平和ひろば」で行っている平和祈念式典は、平和祈念碑の除幕式を兼ねて8年に始まった。式典では祈念碑の前に献呈台が設けられ、小中学校や町会、個人などが寄せた平和を願う折り鶴が飾られる。市平和推進課は「市民を上げて平和を希求する取り組みがここからスタートした。祈念碑を後世に伝えていくことが大事」としている。  祈念碑の修復作業は8月15日の平和祈念式典までに終わらせる予定となっている。

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