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外国人客向けに観光パンフ 南木曽中3年1組が作製

 南木曽町の南木曽中学校3年1組(22人、担任・横井和浩教諭)が、町を訪れる外国人旅行者向けの観光パンフレットを手作りし、このほど、町観光協会に寄贈した。見やすさ、情報量共に大人が感心する出来栄えだ。

 B4用紙を蛇腹折りし、縦13㌢、横8㌢の小型サイズに仕上げた。蛇腹は少しずつずらして折り、はみ出た部分に「食べ物」「伝統工芸品」などのインデックス(見出し)が記されている。インデックスを見て折り目を開けば、片手で欲しい情報のページが開ける工夫だ。全て開くと裏面が観光マップになっている。
 2年時から取り組んだ総合学習の成果を凝縮した。人気テレビ番組にヒントを得た「YOUは何しに南木曽町へ?」をテーマに、外国人旅行客に実施したインタビュー結果も踏まえ、パンフレットに盛り込む情報を考えた。説明文はインターネットで調べたり、先生に聞いたりして英訳したという。南木曽伝統の防寒着「ねこ」の説明には「It s not an animal」(動物ではありません)、「It s very warm」(とても暖かい)と書いてある。
 「外国の人に、南木曽のことをもっと知ってもらうことに役立てば」と100部を印刷し、代表生徒5人が町観光協会の伊藤民男会長に手渡した。伊藤会長は「普通の観光冊子より見やすいぐらいだ。B4用紙の中にこれだけの情報を入れたのもすごい」と感心し、観光協会として増刷しながら長く配布していく考えを話していた。

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