政治・経済

豊科南部総合公園の噴水改修へ

 安曇野市は、豊科南部総合公園(豊科高家)にある噴水を、子供が水遊びしやすいように改修する。令和3年9月末で廃止される市内唯一の一般向け屋外プール・穂高プールに代わる親水施設の一つに位置づけ、令和4年度から使えるように準備を進めている。

 宮澤宗弘市長は19日、市議会3月定例会開会あいさつで「子供たちが安全に水に親しむ施設として利用できるよう、来年度に実施計画(実施設計)を策定し令和3年度に改修工事を実施する予定だ」と述べた。
 同公園にある噴水は地下水を使っている。円すい形の構造物の上部から水が湧き出し、階段を流れ落ちて、芝生に面した池にたまる施設となっている。平成9年に完成した。
 市は、地面から直接水が噴き出て水圧も変えられるタイプに改修し、子供たちが水しぶきを浴びて遊べるようにする。水難事故を防ぐために池はなくす。現在、揚水ポンプを約700万円かけて改修中で、新年度一般会計当初予算案には改修の設計費約350万円を計上した。都市計画課は「より安全で快適に楽しく使える噴水にしたい」とする。
 市は公共施設の統廃合の計画に基づき老朽化した穂高プールの廃止を決めたが、夏場に水遊びや水泳ができる公営プールがなくなることに市民、議会から存続や代替施設を求める要望が出ていた。市は「代替のプール整備はなかなか難しい」とし、既存の施設を活用した水遊び場の整備を検討していた。
 水辺のある市の公園は龍門渕公園や三郷文化公園、常念ふれあい公園など他にもあるが、噴水で遊べる公園は他にない。豊科南部総合公園には令和3年10月、新総合体育館が建設される。

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