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梓川高生が住民と交流 福祉の授業を実践に生かす

 梓川高校の2年生で福祉コースを選択する生徒16人が、地域住民を招いた交流会を初めて企画し、18日に波田3区町会公民館で開催した。地元の高齢者ら約30人をゲストに迎え、生徒手作りの内容で一緒に楽しもうという交流会で、最初は緊張した面持ちだった生徒たちも、ゲームなどでコミュニケーションを取るうちに打ち解け、はじけるような笑顔があちこちで見られた。

 同校では2学年から情報、教養、福祉の選択制を取っており、福祉コースはこれまで介護実習や高齢者・社会福祉などを座学で学んできた。今回は福祉の実践をしてみようと昨年12月から準備を進めてきた。生徒のリーダー役を担った永井茉夏さん(17)は「『やりたくない』という生徒もいてまとめるのが大変だった」と振り返る。
 交流会では最初に認知症について学べるかるたを行い、続いて生徒手作りのすごろくを行った。須永美咲さん(17)と飯沼志歩さん(16)は住民ら4人と同じテーブルでゲームを行った。須永さんは「すごく緊張したけれど、いろいろと話すうちに打ち解けられた」といい笑顔をこぼした。飯沼さんは「人手が足りなくて準備が大変だったけれど、やって良かった」と話した。2人と一緒にゲームを楽しんだ忠地治子さん(72)は「若者が福祉に興味を持ってくれるのはありがたい」と感謝していた。
 生徒たちは住民の車の誘導や茶話会の準備など、社会に出て役立つことを実践を通して学んだ。来年度以降の開催は決まっていないが、永井さんは「みんなが喜んでくれたのでやって良かった。また開催できれば」と話していた。

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