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乗合デマンドタクシーの実験開始 ドコモが松本の白板地区と城北地区で

実証実験が始まった乗合デマンドタクシー

 無線通信サービス最大手のNTTドコモは17日、松本市の白板地区と城北地区で、自宅と近隣のスーパーや松本駅などを1乗車200円で結ぶ「乗合デマンドタクシー」の実証実験を始めた。市との連携事業で、3月13日までタクシー車両2台で毎日午前10時~午後6時に運行する。

 交通手段の確保が課題となっている地域でのICT(情報通信技術)を活用した交通システムの有用性を確かめる実証実験で全国3カ所目になる。西日本を中心にタクシー会社のコールセンター業務を集約している、徳島市内のクラウド型コールセンターが利用者の要望を聞きながら、GPS(衛星利用測位システム)とタブレット端末で、松本での配車をコントロールする。実証実験の経費はNTTドコモが負担する。
 夫婦2人暮らしの浜文子さん(78)=蟻ケ崎=は、ふだんは地元医院やスーパーへの移動に通常のタクシーを使っている。乗合デマンドタクシーを運行初日に利用し「年金暮らしにタクシー料金は大変で、これなら金銭的にも助かる。ぜひ続けてほしい」と願っていた。市は導入の可能性について「先進事例を見て住民の要望を聞きながら研究していきたい」としている。

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