政治・経済

松本市長選の立候補予定者に大学生が取材 同世代に向け情報発信へ

市長選の立候補予定者にインタビュー取材をする信大生

 3月8日告示、15日投開票の松本市長選挙に向け、信州大学の学生でつくる「信州大学地域参画プロジェクト・CHANGE(チェンジ)」が17日、立候補予定者一人ずつに政策や主張を尋ねるインタビュー取材を始めた。平成28年夏に導入された「18歳選挙権」が初めて適用される市長選だけに、最も身近な基礎自治体の首長を決める選挙での一票を大切にしようと、大学生の目線で情報を収集し、同世代への発信に力を注ぐ。

 初日はMウイングで、代表の内田佑香さん(19)=経法学部1年=と矢野愛美さん(21)=人文学部3年=が立候補予定者の1人と会って約1時間話を聞き、有志として松本青年会議所会員の今関尚子さん(37)=深志3=が写真撮影に協力した。取材を受けた予定者は「大学生が自発的に企画し、労力をかけて全体の利益のために投票行動を促そうとの取り組みは貴重。ありがたい」と感謝した。
 質問内容は▽市長を志したきっかけ▽市が抱える一番の課題と解決策▽若者が定住したいと思う市│など事前に通知した7項目で、チェンジがこれまでに市へ請願・陳情した交通政策や受動喫煙防止条例への考えも尋ねた。最後に大学生へのメッセージも動画で寄せてもらっている。今月下旬までにインタビューを終え、学生が記事化して3月上旬にウェブ上で公開する計画だ。
 チェンジは、政治に関わり少しでも住みよいまちづくりを目指そうと活動している。市内在住の内田さんは「今回は16年ぶりに市長が変わり過去最大の人数が立候補する。高校などで主権者教育も進められてきているので、ぜひ市民として若者に参加してほしい」と願う。
 松本市の各種選挙の投票率は、昨春の県議選が42・85%、市議選が43・73%、昨夏の参院選が48・60%と低迷した。うち市議選は18歳が24・55%、19歳が14・75%、20代が20・51%にとどまり、若者の関心や主権者意識を高めることが課題となっている。

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