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浅間焼展 児童が企画 きょうまで 松本市立博物館で

 松本市の本郷小学校4年1組(担任・村山茂樹教諭、28人)が企画した地元の浅間温泉に伝わる「浅間焼」の展示会が15、16日の2日間、松本市立博物館で開かれている。江戸時代後期に普及したといわれる焼き物で、総合的な学習の時間を使い1年かけて歴史などを調べてきた。会場には児童たちが手作りした湯飲みや、住民に呼び掛けて集まった皿など100点ほどが並び、訪れた多くの人たちが地域の歴史に触れている。

 地域学習のテキストに記述があったが、児童たちがよく知らなかったため、浅間焼を通して地元の歴史を知りにぎわいを生み出すきっかけにもしたいと考え、学び始めた。地元住民に歴史や作り方を教わり、学校の裏山や歩いて40分ほどかかる洞地区で土を採った。
 採った土のごみを取り除き、湯飲みや亀の形をしたおもちゃなどを作って学校にある石油窯で焼き上げた。地域住民に手作りのチラシを配るなどして呼び掛け、実物も60点ほど集めた。会場では児童がガイド役を務め、来館者に説明している。
 市川廉君(10)は「山へ土を採りに行くのは大変だったけど、いろいろ調べられて楽しかった」と笑顔を見せた。松岡星那さん(10)は「集まったいろんな種類の実物を見てほしい」と言い、瀧澤くるみさん(10)は「展示を通して浅間焼の歴史を感じてもらいたい」と話していた。
 16日の開場は午前8時半~午後4時半。博物館の入館料(大人200円、小・中学生100円)が必要。

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