政治・経済

安曇野市新年度一般会計予算案421億8000万円

 安曇野市は14日、一般会計の総額を421億8000万円とする令和2年度当初予算案を発表した。新総合体育館と新ごみ処理施設の大型建設事業が本格化するため前年度比10億3000万円(2・5%)増となった。本庁舎建設の平成26年度、日帰り温泉施設・安曇野しゃくなげの湯を建設した28年度に次いで過去3番目に大きな規模となった。

 歳入のうち市債は大型ハード事業の影響で前年度比8・8%増の61億1090万円となった。市税は家屋の新・増築の増加を見込み117億4705万円(0・1%増)、地方交付税は、非常勤職員に期末手当を支給する会計年度任用職員制度の導入の影響で102億5000万円(0・3%増)となった。
 歳出面では、市と周辺5町村のごみを共同処理する穂高クリーンセンター(穂高北穂高)の老朽化を受けて隣に建設中の新ごみ処理施設が令和3年2月に完成予定で、市の負担が28億1655万円と前年度から倍増。同年10月に完成予定の新総合体育館も今春から建設が本格化するため、事業費が14億1377万円と倍増する。
 令和2年度は、市総合計画前期基本計画(平成30年度~令和4年度)の中間年度に当たる。財政状況が厳しい中で同計画の施策を推進するため、計画から選んだ「健康づくりの推進」など15の重点化施策に予算を重点配分し、短期での効果創出を狙う。宮澤宗弘市長は14日の記者会見で「住んで安心、将来基盤の構築型(予算)ということで、しっかり新市の基盤づくりに取り組みたい」と述べた。
 市は19日開会の市議会3月定例会に予算案を提出する。