教育・子育て

山形小6年生が村の宝「かるた」に

みんなで相談して発表内容を考える児童

 山形村の山形小学校6年生は、村内の公共施設や旧跡などを調べて「かるた」にまとめる作業をしている。総合的な学習の時間を使って学年全体で取り組む「ふるさとプロジェクト」の一環で、全校児童や地域の人たち、保護者に成果を発表する計画もある。取り組みは大詰めを迎えており、14日には1組が発表の準備をした。

 昨夏に数人のグループに分かれ、村の公共施設や寺社、旧跡などを回った。秋にもクラス単位での調査を進めた。寺社、村公認キャラクターのやまっち、福祉施設と興味の向かう先はそれぞれだった。
 かるたは一連の活動を基に、昨年12月にかけて読み札と絵札の46組を考えた。児童がそれぞれに書いたものから、相談して選抜する形で一そろいを構成した。2月末にも出来上がる見通しだ。
 1組の26人は14日、自分たちで調べたことを振り返り、発表内容を考えた。宿泊交流施設・スカイランドきよみずについて考えたグループは、施設がある場所の標高などに注目し、クイズを交えるアイデアも出た。
 中村維吹君は「スカイランドきよみずについて詳しく知ることができた。お風呂が大きいと思った」と話す。清沢好さんは「こんなにたくさんの宝が、村にあるとは思わなかった。びっくりした」と調査を振り返った。
 調査で児童は、戦時中の物資供出や疎開してきた人たちの受け入れなどの話も聞き、村の歴史を実感した。ふるさとプロジェクトは3年目で、過去の6年生が調べてまとめたことも参考にしている。1組担任の横川晋平先生は「どれだけ自信を持って発表できるか。完成したかるたを見て達成感や誇りを抱いてくれれば」と期待する。
 発表会は3月3日に、全校児童や調査の協力者、学校の地域ボランティア、保護者を招いて開く。完成したかるたを使ってのかるた会も楽しむ考えだ。

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