教育・子育て

住民が生徒の学習支援 麻績・筑北中で

分からない点を地域の人から教わる生徒
 組合立筑北中学校(麻績村)で、放課後の時間を活用して地域住民らが子供たちの学びをサポートする学習支援が行われている。地域と共に学校づくりを進める「コミュニティスクール」の活動の一環で、希望した生徒たちが自主学習を進めながら、疑問点を地域の人に教わるなどして熱心に取り組んでいる。
 学習支援は、英語、理科、数学の3科目で実施し、月に数回、水曜日の放課後に約1時間開講する。1~3年生まで、希望した生徒が科目ごとに集まり、授業の復習をしたり、自主学習を進めながら分からない点を地域の人に質問したりしている。受験対策にも位置付け、このほど行われた支援では主に3年生が学習に励んだ。3年生になってから参加し始めた塚原希々花さん(15)は「少人数なので分からないことを直接聞きやすいし、勉強がしやすい」と話す。  筑北中の「コミュニティスクール」では、地域住民や地元企業で「支援部」を組織し、学習、スポーツ・文化活動、キャリア教育など五つの部門を設け、さまざまな面から生徒たちを支えている。学習支援部長の山田壽さん(74)は「地域との交流を通じ、生徒が多様な人とコミュニケーションを取り、社会性を養う機会にもつながればいい。学校を支える地域の協力の輪を、もっと広げていきたい」と願っている。