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山雅の今季開幕迫る 新加入選手の応援歌続々

 サッカーJ2松本山雅FCの、今季初戦となるルヴァンカップが3日後に、リーグ戦開幕が10日後に迫った。応援をリードするサポーター団体「ULTRAS MATSUMOTO(ウルトラスマツモト)」が行っている新加入選手のチャント(応援歌)の一般公募には今年も多くの歌が集まり、チームが変革期を迎える中、選手への期待はいつも以上に高いようだ。ウルトラスは創設以来、オリジナリティー(独自性)にこだわって応援を続けており、今季も熱い気持ちがこもった歌の数々から「各選手の1曲」を選んでいる。

 新加入選手の中で、ウルトラスが序盤戦に出場の可能性が高いと判断したイズマ選手、圍謙太朗選手、乾大知選手のチャントがまず決まった。3選手には公募で計約100曲が集まり、特にイズマ選手には期待が大きいこともあってか50曲超が集中した。
 9日に開かれた選考会では、リズムや歌詞を確認しながら応募作を1曲ずつ吟味して1人あたり3曲にしぼった後、楽器の伴奏を付けて歌い込み、最終的には多数決で1曲を選んだ。どの曲がふさわしいか意見が割れることも多く、地域リーグ時代から選考にかかわるリズム隊リーダーの古池智さん(48)=今井=は「熱い気持ちはみんな同じで1曲だけを選ぶプレッシャーは大きいが、応募は本当にありがたい」と感謝する。
 以前は内部で案を出し合っていたが、サポーターみんなで応援をつくり上げたいと、新加入選手のチャントは数年前から一般公募に切り替えた。1選手に応募が数曲という時もあったが、最近は20曲ほどが集まる。より多くの人に参加してほしいと今年は「作り方のこつ」をネットで発信している。攻撃的な選手はアップテンポ、ゴールキーパーは重厚感などチャントの傾向を紹介し、曲が他クラブで使われていないなどオリジナリティーも大切としている。
 新加入選手のチャントは随時募集していて、ルヴァンカップ開幕後に出場状況を見ながら選考を段階的に進める。古池さんは「今年もみんなが一緒に戦える曲で選手を後押ししたい」と話している。

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